歯周病治療 

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歯周病治療 

国民の5人に4人が歯周病予備軍です

日本では成人の5人中4人が歯周病か、その予備軍であると言われています。つまり、外見的には健康な歯に見えても自覚症状がないだけで、ほとんどの人が歯周病菌に感染していると言っても過言ではありません。歯を失う原因の第1位の病気なだけに、徹底したケアを行うことが大切です。横浜の港南台ショッピングセンター内にある歯医者「みらい歯科 港南台診療所」でぜひ一度検査してください。

歯を失う原因第1位が歯周病

歯を失う原因第1位が歯周病

厚生労働省の調査によると、日本人が歯を失う原因の第1位は虫歯ではなく歯周病であり、その割合は全体の4割にも達しているそうです。歯周病が恐ろしいと言われる所以としては、自覚症状がほとんどないうちに進行することが挙げられます。最初のうちは歯ぐきの炎症程度ですが、放置すると少しずつあごの骨が溶け、やがて歯は土台を失い抜け落ちてしまいます。歯ぐきの腫れや歯ぐきからの出血、口臭が気になるといった場合は歯周病のサインである可能性が高く、注意が必要です。

簡単にできる歯周病チェック

下記のうち思い当たるものにチェックしてみてください。全部で8つの項目がありますが、チェックの数が多ければ多いほど歯周病になる可能性が高いということになります。

  • 歯ぐきから血が出ることがある
  • 歯ぐきが腫れている
  • 朝起きると口の中がネバネバする
  • 最近、口臭がひどくなった気がする
  • 気のせいか歯が長くなったように見える
  • 歯ぐきのあたりがムズムズする
  • 歯ぐきから膿のようなものが出ることがある
  • 歯がグラグラして気持ちが悪い

歯周病の症状と治療

プラークや歯石の除去は初期段階の歯周病治療や予防で用いられる手法ですが、それでも症状が改善しない場合は、外科的治療を施します。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

歯肉炎・軽度歯周炎 中等度歯周炎 重度歯周病
歯肉炎・軽度歯周炎 中等度歯周炎 重度歯周病
歯周病の初期には歯肉炎といって、歯ぐきが赤く腫れる状態が続きます。これがさらに進むと軽度歯周炎となり、歯ぐきの腫れや出血を伴うこともあります。また、歯周ポケットが深くなっている場合もありますが、この段階でも痛みなどの症状は現れません。 あごの骨が溶け始めています。こうなると歯が浮くように感じたり、歯ぐきの腫れや出血がひどくなったります。また、強く咬みしめたときに痛みを伴い、口臭がひどくなることも。 歯周病菌があごの骨の大部分を溶かしてしまっているため、歯がグラグラと不安定になっています。放置すればやがて歯が抜け落ちてしまいます。
スケーリング スケーリング スケーラーという治療器具で、歯周病菌の温床となるプラークや歯石を取り除きます。
ルートプレーニング ルートプレーニング キュレットという治療器具を用いて、歯磨きでは届かない歯と歯ぐきの間の溝に付着したプラークや歯石を除去。処置後、汚れが再び付着しないよう歯の表面をなめらかにします。
歯周ポケット掻爬(そうは)術 歯周ポケット掻爬(そうは)術 局所麻酔をした上で歯周ポケット内のプラークや歯石、歯周病に感染した歯肉などの組織をかき出します。比較的歯周ポケットが浅い場合の治療です。
フラップ手術 フラップ手術 中等度歯肉炎でも歯周ポケットが深い場合は、歯ぐきを切開し、歯の根元に付着したプラークや歯周病菌に侵された組織を除去します。
GTR法 GTR法 溶けたあごの骨の再生を促す処置です。骨を再生させるための十分なスペースを確保するためメンブレンという膜を用います。
エムドゲイン法 エムドゲイン法 エムドゲインゲルという生物由来の特殊な薬剤を患部に注入し、あごの骨を再生させる処置です。
FGG(遊離歯肉移植) FGC(遊離歯肉移植) 溶けた歯根の周囲に、上顎の口蓋(こうがい)と呼ばれる部分から「角化歯肉」と呼ばれる上皮付きの丈夫な歯ぐきを移植する処置です。
CTG(結合組織移植) CTG(結合組織移植) 歯ぐきが痩せた場合や抜歯後に歯ぐきが陥没した場合は上顎の口蓋から結合組織を移植します。歯根を覆う歯肉を厚くできるので、歯磨きがしやすくなるなどのメリットがある処置です。