通常のインプラント症例
ビフォーアフター
主訴 | 右上の歯茎にできものがある。腫れている。 |
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治療内容 | 初診時に口腔内診査やパノラマX線診査、デンタルX線診査などを行い、瘻孔の存在や歯根の約半分を包むような根尖透過像を認めたため、右側上顎第一小臼歯の根尖性歯周炎と診断しました。 当日に根管治療を行い、その後数回にわたって根管治療を継続し、根管の内部の感染源を除去しましたが、瘻孔が消失しなかったため、患者様と十分相談して抜歯をすることとなりました。 抜歯した際に抜去した歯牙を観察すると根尖にヒビが入っていました。 抜歯後の治療について患者様にはブリッジ治療とインプラント治療を進めさせていただき、相談の上インプラント治療を選択されましたので、抜歯したところの治癒を十分に待ってからインプラント治療を行うこととなりました。 約半年後に歯科用CTを撮影させていただき、インプラントを埋入したいところに十分な骨のがないことを確認し、インプラントと同時に骨造成術を計画しました。 インプラント埋入後は約4ヶ月の経過観察を行い、仮歯を作り、歯茎の調整などを行い、型取り、被せ物の装着を行いました。 被せ物は清掃性、強度及び生体親和性などを考慮し、当院ではジルコニアクラウンを勧めております。 元々奥歯の一部に知覚過敏があったこともあり、最後にナイトガードを作成し終了となりました。 現在被せ物をしてから半年が経過しておりますが、経過は順調です。 患者様には抜歯をしたところの隣の歯を削らずに済んだことや最終的な装着物の仕上がりに満足されていました。 インプラント治療とブリッジ治療にはそれぞれメリット・デメリットがありますし、症例ごとにおすすめの治療方法は異なります。 当院では患者様としっかりとお話しさせていただいた上で、患者様一人一人にあった治療方法をご提案できるように日々心がけております。
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患者様の年齢 | 40代 |
患者様の性別 | 女性 |
治療期間 | 抜歯後からマウスピースを入れるまで約1年半 | 治療費(税込) | インプラント代 + 骨造成術(GBR) 40万円(税抜) マウスピース 約5000円(保険治療) | 治療で得られるメリット | 奥歯の噛み合わせの回復と審美的な回復 |
治療する際に起こる リスク・副作用 |
インプラント治療の際のリスク・副作用 出血、疼痛、腫脹、上顎洞炎 インプラント体の感染など
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